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パスポート写真を自分で撮るための7つのポイント│窓口で不受理にならない写真の撮り方

パスポート写真を自分で撮る

パスポートを作る時にどうしても必要なのが「証明写真」。どうやって用意しますか? 写真屋さん、証明写真機、自分で撮影する方法がありますね。

昔、自分のデジタルカメラの写真でパスポート申請したときに受理されなかった苦い思い出があります。悔しかったので、なんとか受理してもらおうといろいろ勉強しました。その結果、きちんとポイントを押さえて作リさえすれば、自分で撮影した写真で問題なく使うことができたんです!今回は自分で撮影するときの注意点とポイントを紹介します

パスポート写真を自分で撮影すると700円から2000円近くもお得!

パスポート用の「証明写真」を写真屋さんにお願いすると、例えばカメラのキタムラなら2枚に焼き増し用データCD−R付きで1500円、同じ系列のスタジオマリオなら2500円です。思ったより高いですね。

街角で見かける証明写真機ならだいぶ安くなります。大日本印刷系のDNPフォトルシオなら大体700円。たいていの証明写真機は4枚〜5枚の写真が出来上がります。パスポートに必要な写真を使ったらあとは余りとなるわけで、もったいない気もします。ちなみに700円あればタイなら2、3日は食に困らないはずです。そう考えるとちょっと高いかな?

ポイント1:用意するもの

自分で撮影するのに用意するものは6つです。これだけあれば充分です。

デジタルカメラ、パソコン、写真をパソコンに取り込む機器(SDカードリーダーなど。パソコンに直接メディアが挿入出来る場合は必要ありません)、プリンター、写真用光沢紙、白いシーツか模造紙

あと、下記のものがあれば、なお良し。

写真加工用のフォトレタッチソフト、三脚

これらは無ければムリに用意する必要はないです。

ポイント2:撮影は携帯よりデジカメがベター

デジタルカメラは、画素数が最低でも600万画素(0.6メガピクセル)は必要です。最近のコンパクトデジカメなら1〜2メガピクセルありますから充分でしょう。

携帯(スマホ)のカメラ機能でも問題ないです。ただ、なるべく普通のカメラを使うのがオススメです。理由は、スマフォのカメラは、光を受け取る撮像素子が小さいから。いくら画素数が高くても普通のカメラにはかないません。

スマホよりコンパクトデジカメ、さらにそれよりも一眼レフが望ましいです。一眼レフはもっていない人も多いと思うので、今回は海外にも持って行きやすいコンパクトデジカメで撮る方法でお話します。

パソコンとプリンターも必要ですが、特に高いスペックはいりません。今手元にあるものを使いましょう。ただ、印刷用紙はなるべく品質の高い写真用の光沢紙を用意してください。

撮影時には背景として白バックが求められますので、白いシーツか模造紙を準備しておきましょう。

ポイント3:撮影場所は?自然光も取り入れて明るい部屋で撮りましょう

まずは撮影場所を決めましょう。なるべく日当たりの良い部屋を選んでください。窓から入る自然な光を活用するために、横からではなく正面から光を受けられる場所を撮影場所にします。部屋の照明もつけて、明るい部屋にしましょう。

場所が決まったら、背景をセッティングします。白いシーツか模造紙を壁に貼り付けて背景を作りましょう。この時シワができないようにピンと張っておくのが大切です。

背景ができたら、その前に立ってみます。立ち位置は、背景に自分の影が写り込まないように(ここ重要)壁際ギリギリで写真を撮るイメージがあるかもしれませんけど、少し離れた位置、だいたい1〜1.5メートルぐらい離れるのが目安です。

次に、撮影する範囲は、後でトリミング(切り抜き)するので写真に撮る時はパスポートに使うギリギリではなく余裕を持って撮りましょう。上半身が写せる範囲がよいです。もちろん、頭上にも余裕を持って撮ります。

パスポート写真を自分で撮影する時の注意点

カメラのモードはオートで大丈夫です。ISO(カメラの感度)は低めにしておきましょう。感度が高いとノイズが出る可能性があります。1人で撮る場合は、セルフタイマーを使います。この時、あれば三脚を活用し、無ければ何か台になるものにカメラを乗せて使いましょう。また、誰かに撮ってもらうなら、手ブレには気をつけてもらってください。

背景、カメラ、身だしなみの支度ができたらいよいよ撮っていきます。デジカメのいいところは、撮った写真がすぐに確認できることと、何枚でも撮影できることです。このメリットを活かして撮っていきましょう。

カメラの画面で確認しながら、明るさに変化をつけたりしてできるだけたくさん撮っておきます。例えば、カーテンを開けて撮った後に、今度はレースのカーテンを引いて明るさを変えてみたりするのもいいでしょう。もし直射日光が入ってくる場合は、光を柔らかくし影ができにくくするために薄手のカーテンを引きましょう。

ポイント4:髪型・眼鏡・表情でNGになる部分を抑えておく

場所とカメラが準備出来たら、今度は自分の身だしなみの確認です。常識的に考えた格好であれば問題ないと思います。意外と引っかかる部分はメガネが反射してるとNG、笑っている写真はNGという部分ですね。

外務省のホームページでの規定で身だしなみに関するものを、ダメな例が紹介されています。確認してみましょう。

無帽(かぶりものはNG)

頭の形がわからなくなるので帽子はNGです。

パスポート申請の写真に帽子はNG
帽子など頭の形が
わからないものはNG
眼鏡のレンズに光が反射していないもの

メガネを着用している場合は特に気をつけましょう。

メガネが反射している写真は申請NG

反射はNG
 

メガネのフレームがフレームにかかると取得申請できない

フレームが
目にかかってもNG

パスポート写真に太すぎるメガネフレームはダメ。撮り直し。

太すぎるフレームはNG
 

サングラス、マスク及び前髪などが目を隠すなど顔が確認しにくくないもの

顔がわかるようにするのが前提です。普段のファッションで使っていても外しましょう。

パスポートの申請写真でサングラスをしてたら撮り直し

サングラスはNG

服装はマスクをしていたら撮り直し

マスクはNG

パスポートの写真は髪が目にかからない写真を申請しよう

髪が目にかかるのはNG

ヘアバンドなどで頭髪を覆っていないもの

帽子と理由は同じです。ただし細いヘアバンド、目立たないものはOKです。

写真の服装では大きなヘアバンドは撮り直し

大きなものはNG
 
 

小さなヘアバンドならパスポート取得申請OK

細いもので目立たな
いものならOKの可
能性があります

以上を踏まえて身だしなみを整えるといいでしょう。ほぼ履歴書に貼る写真と一緒ですね。服装については特に規定はありません

偏らない、横見ない、傾かない、笑わない!

まっすぐ写真の中央で前を見て撮ってくださいね。写真の左右どちらかに偏ったり、横を向いたり、首をかしげているとダメですよ。写真を撮られるときは、つい笑顔になりがちですが、パスポートの照明写真ではNGなので注意です

片方に偏ってはNGなのでスピード写真のように自分で調整する

片方に偏ってはNG

取得申請の写真は横を向いたら撮り直し

横を向いたらNG

傾いてもNGなので自分で並行を保とう

傾いてもNG

笑ってもダメ!パスポート申請できない

笑ってもNG

ピンぼけ、影、ノイズに注意!

ピンぼけについては、カメラのモードをオートにしておけば、ほとんど問題ないはずです。ISO感度を低めにすることでノイズも防げます。周りの光源と立ち位置の調節で影の映り込みをなくすようにしましょう。

自分で撮影する場合、ピンぼけはNG

ピンぼけはNG

ノイズはなので撮り直し

ノイズはNG

顔に影があるとパスポート申請できない

顔に影はNG

背景色があるものや背景の影があるのはダメ!撮り直し

背景の影もNG

これらのポイントを押さえて撮影すれば、いい写真が撮れているはずです。何枚とっても構いません。何回も取り直すのはめんどくさいですが、10枚くらいは撮っておきたいところ。できるだけ多く撮って、ベストなものを選ぶようにしてくださいね

ポイント5:撮れたらトリミング|パスポート写真のトリミングが簡単にできるフリーソフトを紹介!

写真が撮れたらデータをパソコンに取り込みます。必要に応じてSDカードリーダーなどを使ってください。その後パスポート用の大きさにパソコン上で指定したサイズへ切り抜き(トリミング)を行います。明るさの補正機能があると便利ですね。

有名なソフトはAdobe社のPhotoshopというソフトですが、かなり高額です。証明写真を作るだけなら無料のフリーソフトで十分可能です。おすすめのフォトレタッチソフトを4つご紹介します。

「証明写真をつくろう! フリー版」

証明写真の作成に特化したソフトです。パスポートサイズのトリミングがとても簡単にできますのでオススメです。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se466539.html?ds

「JTrim」

シンプルで使いやすいフォトレタッチソフトです。パスポート以外でも写真の加工をお手軽にしたい場合にいいですよ。
http://www.woodybells.com/jtrim.html

「写真屋さんのデジタル・トリマー」

印刷時の用紙サイズを基準にトリミングできます。印刷用に加工したい時に便利なソフト。
http://www.digicameplus.jp/digitaltrimmer/index.html

「GIMP for Windows」

Photoshopにも引けをとらないくらい高性能な機能がついています。パソコンに不慣れな方には少し難しいですね。
http://www.gimp.org/

これらのソフトを使えば、トリミングや明るさの補正は簡単にできます。ただし、注意してほしいのは、顔の形が変わるような著しい補正はNGだということです。

自分でパスポート写真を撮る時の良い例

元の画像
 

パスポート取得申請提出用の写真を加工し過ぎたらダメ

加工したもの。
別人みたいでNGです。

加工ができるとなると、「写真だけでも、もう少しスリムに・・・」なんて感じで、やりたくなっちゃうものですが、これはダメです。基本的に素人加工は見破られると思ってください。本人確認のためのものですので、今の自分の顔をそのまま写しておくのが原則です。全体的に暗めに写ってしまったものをやや明るくする程度なら大丈夫でしょう。

フリーソフトを入れるのがめんどくさい人は、Windowに標準で入っている「ペイント」ソフトでも、ちょっと手間はかかりますがトリミングが可能です。ただし、撮った写真がどれも暗すぎた場合など、明るさの補正をしたいときはフォトレタッチソフトが必要になります。

ポイント6:トリミングは顏の大きさに気を付けること

写真のサイズや顔の大きさには厳しい規定があります。顏の大きさの誤差はプラスマイナス2ミリ、ゴマ粒ほどしかありません。規定からのはみ出しや不足は申請が受理されない大きな原因のひとつですから、慎重に調整してください。念のため、微妙に顔のサイズを変えたものを作っておくと安心です。

スピード写真や自分で写真を撮影する時のパスポート提出用写真のサイズ規格

写真自体のサイズは縦45ミリ×横35ミリ。顔のサイズは、頭のてっぺんから顎までが32〜36ミリ、頭のてっぺんから写真の上端までは2〜6ミリとなっています。顔の中心軸は左辺から15〜19ミリとなっていますが、見た目的にも中央に合わせておきたいですね。

赤ちゃん・幼児のパスポート写真は横のサイズを合わせましょう

赤ちゃんや小さい子供の写真では、丸顔のため顔の上下サイズを合わせると左右がはみ出してしまう場合があります。そんな時は、顔全体が収まるように調整しましょう。このとき、規定よりも上下が小さくなるかもしれませんが、顔全体を確認できることが重視されますので大丈夫です。

髪にボリュームがある場合は頭がきれてもOK
髪にボリュームが有る場合の悪い例。サイズを考える!
悪い例
髪にボリュームがある場合のパスポート写真の良い例。
良い例

ポイント7:プリントは用紙・設定を最高品質で!いよいよ完成!

出来上がった写真データは、最後にプリントアウトで完成です。この時の注意点は、なるべくいい紙を使うことです。プリンターが対応している中で、最高品質の写真用光沢紙を使うのがベストでしょう。最高品質だと「プロ用」で高すぎる場合は、一般用の中で最高のものを選ぶようにしてください。なお、紙質は、「光沢紙」を選んでください。自分でパスポート写真を撮る際に一番コストがかかるのがここです。ただ、プリント用紙が出来上がりをだいぶ左右する要素ですし、質の悪い用紙だと申請が通らなくなります

用意した紙に、プリンターの設定を「きれい」「高画質」などの最高品質で印刷しましょう。印刷が終わった写真は、インクが落ち着くまで放っておくとよいでしょう。慌てて触ると表面を傷める恐れがありますので気をつけてください。

プリントが終わったら、出来上がりを確認します。インクのにじみやジャギー(ギザギザ)がないものであればOKです。規定のサイズに切り取って完成となります。カッターナイフと定規できれいに切り取ってください。

自分で印刷した場合、パスポート写真にインクのにじみはNG
インクのにじみはNG
取得申請用の写真がジャギーになったら印刷し直し
ジャギーはNG

完成!

以上の注意点を守って写真を作れば、パスポート用写真は完成です。出来上がった写真を持って、パスポート申請に行きましょう!

このやり方で作った写真なら、パソコンでサイズを変更すれば履歴書や各種証明書にも使えますのでとっても便利ですね。せっかく作ったのですから、目いっぱい活用してください!

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